当サイトは国土交通省・総務省など公的機関の公開情報と自動車メーカーの公式情報をもとに編集部が独自に執筆しています。税制・補助金・車両の性能や保証は年度や時期で変わるため、手続きや購入の前に各制度の公式ページとメーカーの公式情報で最新の内容を確認してください。記事内には広告を含む場合があります。
『ハイブリッド車にしたら、毎年の自動車税も安くなるのかな』と気になっている方は多いですよね。
結論から言うと、ハイブリッドの自動車税は、同じ排気量のガソリン車と毎年の税額が同じです。差が出るのは「13年を超えた後」と「買う時の重量税」の2か所なんです。
この記事では、自動車税ハイブリッドの税額を排気量別の早見表で確かめて、減税が効く場所と効かない場所を見分けられるようにします。
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ハイブリッド車の自動車税は「排気量の区分」で決まる
ハイブリッド車の自動車税は、税率表にハイブリッド専用の区分がなく、総排気量の区分で税額が決まります。同じ排気量・同じ登録時期なら、ガソリン車と毎年の税額は同じです。
『ハイブリッドはエコカーだから、自動車税も安いはず』と思われがちです。
ただ、2026年度の税率表を見ると、区分は総排気量ごとに分かれていて、ハイブリッドの欄はありません。電気自動車だけが「1.0リットル以下(電気自動車含む)」と別に書かれています。
つまり、ハイブリッド自動車税の額は、積んでいるエンジンの排気量の区分で見るのが基本です。
ハイブリッドであることを理由に、毎年の税額が下がる仕組みは今の税率表には見当たりません。
「ハイブリッドの自動車税はエンジンの総排気量で決まる」とはっきり書いた公的な説明は、編集部では見つけられませんでした。この記事では「税率表にハイブリッド専用の区分がなく、総排気量の区分で決まる」という形でお伝えします。お持ちの車の税額は、届いた納税通知書か車検証で確かめてみてください。
2026年4月から名前が「自動車税」に変わりました
毎年5月ごろに届く税金の名前が、2026年4月1日から「自動車税」に変わりました。
以前は後ろに区分名が付いた長い名前でしたが、中身の考え方は変わっていません。軽自動車のほうも「軽自動車税」という名前になっています。
あわせて、買う時にかかっていた環境性能割は、2026年3月31日で廃止されました。古い記事で買う時の税として環境性能割が出てきても、今の制度とは違うので気をつけてください。
e-POWERなど発電型のハイブリッドも見方は同じ
e-POWERのように、エンジンを発電に使ってモーターで走る方式もありますよね。
『モーターで走るなら電気自動車の区分になるの?』と迷う方もいるはずです。税率表で電気自動車と別記されているのは電気自動車だけなので、e-POWERの自動車税も、エンジンの総排気量の区分で見ておくのが自然です。
方式ごとの違いが気になる方は、ハイブリッドの種類とシステムの一覧もあわせて読んでみてください。
排気量別のハイブリッド自動車税早見表
ここでは、自家用乗用車の2026年度の年税額を、排気量の区分ごとに並べました。
登録した時期で税額が少し変わるので、「2019年10月1日以後に初めて登録した車」と「2019年9月30日以前に初めて登録した車」の2列に分けています。
| 総排気量 | 2019年10月以後に初回登録 | 2019年9月以前に初回登録 |
|---|---|---|
| 1.0リットル以下 | 25,000円 | 29,500円 |
| 1.0リットル超1.5リットル以下 | 30,500円 | 34,500円 |
| 1.5リットル超2.0リットル以下 | 36,000円 | 39,500円 |
| 2.0リットル超2.5リットル以下 | 43,500円 | 45,000円 |
| 2.5リットル超3.0リットル以下 | 50,000円 | 51,000円 |
| 3.0リットル超3.5リットル以下 | 57,000円 | 58,000円 |
| 3.5リットル超4.0リットル以下 | 65,500円 | 66,500円 |
| 4.0リットル超4.5リットル以下 | 75,500円 | 76,500円 |
| 4.5リットル超6.0リットル以下 | 87,000円 | 88,000円 |
| 6.0リットル超 | 110,000円 | 111,000円 |
出典は栃木県が公開している2026年度の税率早見表(自家用)です。ハイブリッドでもガソリン車でも、この表のどこに当てはまるかで年税額が決まります。

1000ccクラスのハイブリッド車の税金
1000ccのエンジンを積んだ車は「1.0リットル以下」の区分です。
2019年10月以後に初めて登録した車なら年25,000円、それより前なら年29,500円です。ハイブリッド車で1000ccクラスでも、この額は同じなんです。
1500ccのハイブリッドの税金
コンパクトカーのハイブリッドに多いのが、1500cc前後のエンジンです。
1500cc以下なら「1.0リットル超1.5リットル以下」の区分で、2019年10月以後の登録なら年30,500円です。1500ccの税金はハイブリッドでもガソリン車でも同じ、と覚えておくと迷いません。
ここで一つ注意があります。1,500ccをわずかに超える排気量の車は、一つ上の「1.5リットル超2.0リットル以下」の区分になり、年36,000円です。
2500ccのハイブリッドの税金
ミニバンやSUVのハイブリッドでは、2000ccを超えるエンジンも見かけますよね。
2500cc以下なら「2.0リットル超2.5リットル以下」の区分で、2019年10月以後の登録なら年43,500円です。車検証の「総排気量」の欄で、何cc(何リットル)かを確かめてみてください。
- 車検証の「総排気量」の欄を見る
- 車検証の「初度登録年月」を見る
- 上の早見表で、区分と登録時期の列を合わせる
- 毎年届く納税通知書の額と合っているかを見る
ハイブリッドとガソリン車で税額が変わる場面は2つだけ
ここが観点を変えて見てほしいところです。
ハイブリッドとガソリン車の税の違いを、「毎年・買う時・車検の時・13年を超えた後」で並べると、差が出る場面はかなり限られます。
| 場面 | ハイブリッド車(ガソリン) | 同じ排気量のガソリン車 | 差が出るか |
|---|---|---|---|
| 毎年の自動車税 | 排気量の区分の税額 | 排気量の区分の税額 | 同じ |
| 買う時(環境性能割) | 2026年3月31日で廃止 | 2026年3月31日で廃止 | 同じ(どちらもなし) |
| 新車の重量税 | 燃費の達成度で減税・免税あり | 燃費の達成度で減税・免税あり | 燃費しだいで差が出る |
| 13年を超えた後の自動車税 | 重課の対象外 | 概ね15%重くなる | 差が出る |
表を見ると、毎年の自動車税そのものは同じですよね。
差が出るのは、燃費の基準を満たした車が受けられる重量税の減税と、13年を超えた後の自動車税の2つです。
- 13年を超えても自動車税が重くならない(ガソリンハイブリッドの場合)
- 燃費の基準を満たせば新車の重量税が軽くなる
- 燃費の良さで燃料代が下がる可能性がある
- 毎年の自動車税の額
- 自動車税の「軽課」は対象外
- 車検の時の自賠責保険料
13年を超えた時の差を計算してみる
13年を超えると、ガソリン車の自動車税は概ね15%重くなります(ディーゼル車は11年超)。一方、ガソリンハイブリッド自動車は、この重課の対象から外れています。
2019年9月以前に初めて登録した車で比べると、差は次のとおりです。
| 総排気量 | ハイブリッド車(重課なし) | ガソリン車(13年超の重課) | 1年あたりの差 |
|---|---|---|---|
| 1.0リットル以下 | 29,500円 | 33,900円 | 4,400円 |
| 1.0リットル超1.5リットル以下 | 34,500円 | 39,600円 | 5,100円 |
| 1.5リットル超2.0リットル以下 | 39,500円 | 45,400円 | 5,900円 |
| 2.0リットル超2.5リットル以下 | 45,000円 | 51,700円 | 6,700円 |
| 2.5リットル超3.0リットル以下 | 51,000円 | 58,600円 | 7,600円 |
例えば1.5リットル以下の車なら、13年を超えた後は1年あたり5,100円の差です。
長く乗るつもりなら気にしておきたい差ですが、車選びを左右するほどかは人それぞれですよね。13年超の扱いは、ハイブリッド車も13年で税金が上がるのかで詳しくまとめています。
「ハイブリッドなら全部、13年超でも税金が上がらない」と思われがちです。重課の対象外と書かれているのは「ガソリンハイブリッド自動車」と「ガソリンプラグインハイブリッド自動車」です。ディーゼルのハイブリッドは対象外のリストに書かれていません。マイルドハイブリッドの扱いも、公的な説明は見つけられませんでした。
ハイブリッドの自動車税に減税はある?今の「軽課」の対象
『自動車税ハイブリッド減税って、いつまで続くの?』と気になる方もいるはずです。
結論から言うと、2026年度の自動車税の軽課(グリーン化特例)に、ハイブリッド車は入っていません。
2026年4月1日から2028年3月31日までの自動車税の軽課の対象は、電気自動車・燃料電池自動車・天然ガス自動車・プラグインハイブリッド自動車です。プラグインではないハイブリッド車は対象外です。
軽課は「登録した翌年度の1年度分だけ」
軽課の対象になる車でも、安くなるのは新車で登録した翌年度の1年度分だけです。軽くなる割合は概ね75%です。
『減税されるのは初回の1年だけ?』という疑問は、この仕組みから来ています。毎年ずっと安くなるわけではないんです。
ハイブリッド車は今の制度ではこの軽課の対象外なので、初年度も翌年度も、早見表どおりの税額と考えておくと迷いません。
「自動車税ハイブリッド2022」「ハイブリッド自動車税2025」のように、過去の年度の情報を探す方もいます。過去の年度は対象や税額が今と違うことがあります。今の税額は、お住まいの都道府県の今年度の公式ページで確かめてみてください。
新車の初年度にかかる税
ハイブリッド自動車税の初年度について迷う方も多いですよね。
新車を買う時に地方税としてかかっていた環境性能割は、2026年3月31日で廃止されました。今、買う時に気にしたいのは、消費税(標準税率10%)と、新規登録の検査の時にかかる重量税です。
重量税には燃費の達成度に応じたエコカー減税があり、ハイブリッド車はここで差が出やすいです。詳しくはハイブリッド車のエコカー減税で説明しています。
| 時期 | かかる税 | ハイブリッド車の扱い |
|---|---|---|
| 買う時 | 消費税 | ガソリン車と同じ |
| 新規登録の検査 | 重量税 | 燃費の達成度で減税・免税あり |
| 登録した翌年度から | 自動車税 | 排気量の区分の税額(軽課なし) |
この先の見直しは「検討中」
自動車税のあり方は、重さと環境性能に応じた仕組みにする方向で、2027年度(令和9年度)の税制改正で結論を出すとされています。
決まっているのは「検討して結論を出す」ことまでで、ハイブリッド車の税額がどう変わるかはまだ決まっていません。新しい情報は、国や都道府県の発表を待って確かめるのが安心です。
自動車税ハイブリッドのよくある相談
ここでは、ハイブリッド車の自動車税について、よく見かける相談を3つ選んで答えます。
相談1「ハイブリッドの減税は初回の1年だけ?」
『ハイブリッド車は自動車税が減税されるけど、それは最初の1年だけなの?』という相談です。
今の制度では、ハイブリッド車はそもそも自動車税の軽課の対象外です。軽課の対象になる車(電気自動車やプラグインハイブリッド等)でも、軽くなるのは登録した翌年度の1年度分だけです。
過去に対象だった時期の話が混ざっていることがあるので、今の年度の公式ページで確かめてみてください。
相談2「ハイブリッドなら13年たっても税金は変わらない?」
『ハイブリッド車は13年を過ぎても、自動車税も重量税も変わらないって本当?』という相談もよくあります。
自動車税は、ガソリンハイブリッド自動車なら13年超の重課の対象外です。ただ重量税は、ハイブリッドという種類だけで一律に重課が外れるわけではありません。
重量税は燃費の基準を満たしているかで扱いが変わるので、ハイブリッド車の重量税で確かめておくと安心です。
相談3「中古のハイブリッドの税金はいくら?」
『中古でハイブリッド車を買う予定。自動車税はいくらになる?』という相談です。
中古でも新車でも、見るところは同じで「総排気量」と「初度登録年月」です。2019年9月以前に初めて登録された車なら、早見表の右の列の税額になります。
販売店で聞く時は、こんなふうに聞くとスムーズです。
「この車の総排気量と初度登録年月を教えてもらえますか」
「1.5リットル以下で、初度登録は2018年です」
この答えなら、1.0リットル超1.5リットル以下・2019年9月以前の列で、年34,500円が目安になります。
- 車検証(総排気量・初度登録年月・燃料の種類)
- 前年度の納税通知書
- 乗り続ける予定の年数
手放す時の自動車税はどうなる?乗り換え前に知っておきたいこと
ハイブリッド車への乗り換えを考えている方は、今の車を手放す時の税のことも気になりますよね。
ここは誤解が多いので、売る時と廃車にする時を分けて見ておきましょう。
| 手放し方 | 普通車の自動車税 | 軽自動車の軽自動車税 |
|---|---|---|
| 売る(名義変更) | 年度の途中でも還付されない。その年度分は前の持ち主にかかる | 月割がなく戻らない |
| 廃車(抹消登録) | 抹消登録した月の翌月から月割で還付 | 月割がなく戻らない |
『売れば残りの月の自動車税が戻ってくる』と思っている方もいますが、名義変更では還付されません。月割で戻るのは、普通車を抹消登録(廃車)した時だけです。
戻る月の数え方の起点は、業者に車を渡した日ではなく、運輸支局等で抹消登録をした日です。
乗り換えは今の車の売却額で負担が変わる
乗り換えの時は、税だけでなく、今の車がいくらで売れるかで実際の負担が変わります。
販売店の下取りに出す方法のほかに、買取店に売る方法もあります。どちらが良いかは車の状態や時期で違うので、先に今の車の相場を知っておくと、下取りの提示額も落ち着いて比べられます。
- 今の車の車検証で、排気量と初度登録年月を確かめる
- 次のハイブリッド車の排気量の区分と年税額を早見表で見る
- 今の車の下取り額と、買取店での査定額を比べる
- 契約書のキャンセル条項と支払いの時期を確かめてから契約する
車の売却は、訪問して査定された場合でもクーリング・オフの対象外です。その場で決めずに、一度持ち帰って考えるくらいがちょうどいいですよ。

ハイブリッド車の自動車税で損しないためのチェック
最後に、自動車税で迷いやすいポイントをチェックリストにしました。
- 次の車の総排気量が、区分の境目をわずかに超えていないか
- 車検証の「燃料の種類」の欄を確かめたか
- 自動車税の軽課の対象外であることを分かったうえで比べているか
- 13年を超えて乗る予定があるか
- 今の車を廃車にするのか売るのか
税金だけで車を選ばない
ここまで見てきたとおり、毎年の自動車税はハイブリッドでもガソリン車でも同じです。
だからこそ、税金だけでハイブリッドを選ぶより、走る距離や乗る年数、燃料代とのバランスで考えるのがおすすめです。今の車に乗り続けるのも、もちろん立派な選択です。
ガソリン車との税の差をまとめて見たい方はハイブリッド車とガソリン車の税金の違いを、重量税まで含めた全体像はハイブリッド車の税金を読んでみてください。

新しい車に乗り換える前に、今の車の手放し方も決めておく
新しい車への乗り換えを考えているなら、今の車をどうするかも先に考えておくと安心です。
『新しい車のことで頭がいっぱいで、そこまで考えていなかった』という方も多いですよね。
今の車は、購入する販売店での下取りのほかに、買取店に売る方法もあります。複数の会社に査定してもらうと、条件を比べたうえで決められます。
納車のタイミングと手放す時期をそろえておくと、車が無い期間もつくらずに済みます。
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販売店も商売なので、下取りはできるだけ安く引き取りたいのが本音です。
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よくある質問
ハイブリッド車の自動車税は、ガソリン車より安いですか?
毎年の自動車税は、同じ排気量・同じ登録時期ならガソリン車と同じです。税率表にハイブリッド専用の区分はなく、総排気量の区分で決まります。差が出るのは13年を超えた後の重課と、新車の重量税の減税です。
1500ccのハイブリッド車の自動車税はいくらですか?
1.0リットル超1.5リットル以下の区分で、2019年10月以後に初めて登録した車なら年30,500円、それより前なら年34,500円です(2026年度の自家用乗用車)。
ハイブリッドの自動車税の減税はいつまでですか?
2026年4月1日から2028年3月31日までの自動車税の軽課の対象は、電気自動車・燃料電池自動車・天然ガス自動車・プラグインハイブリッド自動車です。プラグインではないハイブリッド車は対象外です。
e-POWERの自動車税はどう決まりますか?
税率表で別記されているのは電気自動車だけなので、エンジンの総排気量の区分で見ておくのが自然です。正確な額は納税通知書や都道府県の税事務所で確かめてください。
車を売ったら自動車税は戻りますか?
名義変更(売却)では還付されません。月割で戻るのは普通車を抹消登録した時で、抹消登録した月の翌月からの分です。軽自動車は月割がないので戻りません。
まとめ
- ハイブリッド車の自動車税は総排気量の区分で決まり、毎年の額はガソリン車と同じ
- 2026年度の自動車税の軽課の対象にハイブリッド車は入っていない
- ガソリンハイブリッド自動車は13年超の重課の対象外で、ここで差が出る
- 環境性能割は2026年3月31日で廃止。買う時に気にするのは消費税と重量税
- 乗り換え時は今の車の売却額で負担が変わるので、先に相場を知っておく





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